先日、ルーレットに参加する機会がありました。

ルーレットに関しては全く経験がありませんでしたので、とりあえず簡単そうな「赤」か「黒」かの2択に絞って参加してみることにしました。
その他には0（緑）があったので厳密には違いますが、おおよそ確率は１/２だから半分くらいは当たるかな？という感じで参加することにしました。

台の横に設置されたモニターには、それまでの結果が掲示されており、赤か黒かで言えば黒が連続している所での参加となりました。
これだけ黒が続いているから次は赤かな？と考え赤にベットしましたが、結果はハズレ。
2回目3回目と同じように赤にベットし続けましたが、ハズレました。
次第に、これだけ黒が続いているのは黒を狙って球を投げているに違いない、とか周りの参加者のベット状況を見て少ない方を狙って投げているのではないか、など様々な事を考えるようになりました。
結果としては、赤黒変えたら変えた途端に逆の結果となったり、散々なルーレット参加となりました。。。

皆さんならどのように考え、どのように掛けるのでしょうか。詳しい人がいたら教えて欲しいです。

結果は散々だったのですが、書店で本を眺めていると「不確実性超入門」という文字が目にとまりました。
ルーレットの記憶がよみがえり、面白そうだったので読んでみることにしました。
https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E4%B8%8D%E7%A2%BA%E5%AE%9F%E6%80%A7%E3%80%8D%E8%B6%85%E5%85%A5%E9%96%80-%E6%97%A5%E7%B5%8C%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E4%BA%BA%E6%96%87%E5%BA%AB-%E7%94%B0%E6%B8%95-%E7%9B%B4%E4%B9%9F/dp/4532240107

読み始めた動機は少し不純でしたが、感染症の拡大や相場の乱高下に対してどのように備えるべきかを事例とともに解説してあり、なかなか面白かったです。
不確実であるとはどういうことか、その本質と対処するための方法論を、かなり幅広い事例を紹介しながら解説してくれる本でした！

なんでもかんでも心配だから保険に入っておけば安心と考えがちな人や、逆にYouTubeやSNSでよく目にする保険全否定の人も見てみると面白いと思います。
不確実なリスクを正しく恐れ、そのリスクを正しく評価し、想定される損害や被害、支出に基づいて正しく備える事が大切だと再認識いたしました。

筆者　山口

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