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高齢者運転の危険と現状やリスク

こんにちわ。

昨今、高齢者の運転による交通事故が社会問題となっています。

警視庁や各都道府県警察などが公表する交通事故の統計データでは、
65歳以上を「高齢ドライバー」と区分しています。
また、運転免許の更新時に高齢者講習の受講が
義務付けられている年齢は70歳以上。
「もみじマーク」「四つ葉マーク」と呼ばれている
高齢者マーク(高齢運転者標識)の着用が努力義務となっている
ドライバーの年齢も70歳以上です。

2022(令和4)年の高齢ドライバーによる交通事故発生件数は4,579件。
事故全体に占める高齢運転者の事故割合は15.2%。

「まだこの先も運転していける」と自分では思っていても
実際にはかなり危険な運転状態であるケースもよくあるようです。

今回は、年齢と共に感じる体調の変化・高齢者による運転の特徴や危険性についてお話します。

体調の変化と運転の特徴と危険性
視力の低下により距離感覚がわかりづらくなる。
年齢とともに、視力が低下したり、視野角が狭くなったりして、距離感覚なども
わかりづらくなってきます。

認知機能と反射神経の鈍化でとっさの動きができなくなる。
加齢によって認知機能が低下し、判断力や記憶力が衰えたり、反射機能が鈍化し
たりするのも高齢ドライバーが交通事故を引き起こす原因です。
判断能力や反射機能が衰えてくると、ぼんやりとした時間が増え、瞬時に危険を
察知・判断し、ブレーキを踏むなどの適切な運転操作を行うのに時間がかかるよ
うになります。
また、記憶力が低下してくると道を間違える・行き先を忘れてしまうなどの症状
がでてきます。
さらには、オートマチック車でアクセルとブレーキを踏み間違える自動車の操作
ミスなど、危険なケースも増えてきます。

体力の低下により集中力が持続できなくなる
年齢を重ねるごとに体力が低下していくことも、交通事故の原因のようです。
体力や筋力が低下すると疲れやすくなり、ハンドル操作やペダル操作が遅れ、ア
クセルやブレーキを踏み続けることができない、サイドブレーキをしっかりとひ
けず駐車が困難な状態となる、などの異常があらわれます。
また、体力が低下して集中力が続かなくなるのも事故の原因です。
集中力が落ちると、ほかのことに気を取られてしまい、重大な交通事故を起こし
やすくなってしまいます。

思い込みや過信による不注意が増える
高齢ドライバー自身はいつも通り安全運転をしているつもりです。
しかし、実際には上記のように体力の低下や認知機能、反射神経の鈍化によって
かなり危険な運転状態になっているケースはよくあります。
「これまで交通事故を起こさず大丈夫だった」
「運転歴が長く上手だ」という思い込みや過信。
「この道から人は飛び出してこないだろう」などの油断等は、
思わぬ大きな事故につながる場合があります。


高齢者の運転による交通事故を防ぐためには?
上記の特徴や危険性を踏まえ、5つの対策を考えました。
家族で運転について話し合う。
サポカーSへの乗り換えを検討する。

(サポカーhttps://www.safety-support-car.go.jp/)

③定期的に眼科検診を受ける。
「おかしいな」と感じたら運転を控える。
運転に不安を感じてきたら運転免許の自主返納を検討する

※交通事故(死亡事故)が起きてからでは間に合いません。
家族との話し合いは、とても大事な事です。
家族の客観的な意見を聞き、現状の運転状態を把握しましょう。
さらに最新技術の補助を受けて体調管理を行い無理をしない運転を
心掛けましょう。
そして、「不安」を感じたときには・・・。
家族・友人に相談して運転免許証の返納という選択肢を選ことは
自分のためです。家族のためです。友人のためです。

以上。

筆者 古閑

 

株式会社アスカジャパン
0120-513-351
久留米本店:久留米市野伏間1-10-12
鳥栖店:鳥栖市本鳥栖町537-1
小郡支店:小郡市三沢4225-23
天神店:福岡市中央区今泉1-2-30-2F

おすすめの本

今回は私が冬のお休みの間に読んだ極夜行(角幡唯介著)という本をご紹介させて頂きます。

ノンフィクション本大賞を受賞した作品で時間を作って読もうと構えていた本でした。

『極夜行』は、冒険家であり作家の角幡唯介さんが、太陽が昇らない冬の北極圏を約80日間、ソリを引きながら1頭の犬と歩いた探検記です。

この本と出合ったとき、地球の自転軸が少し傾いていることにより地球上の極地には太陽が沈まない期間である「白夜」が存在し、その逆の期間が「極夜」であること、人間が生きていく上で太陽光を浴びないとビタミンの一種を作ることができないこと、精神的にも悪影響があること、程度の知識を幸いにも持ち合わせていたこともあり、帯に印刷された「ひとり極夜を旅して、四ヵ月ぶりに太陽を見た」という文字に一気に惹き込まれました。太陽を見た瞬間に何を感じたのだろうと思いながら手に取ったのを覚えています。

 

様々なアクシデントに見舞われながらの死と隣り合わせのシーンの連続に、死を感じるには程遠く適温に設定された部屋の中に座り込み体感温度を下げながら読み進めました。

探検の途中では苦労して運んだ食料が白熊に食い荒らされ計画が一変する瞬間、食料が無く極夜を共にしてきた愛犬を食べる事になる可能性を感じつつも、その犬の忠誠心を感じながら一緒に探検を進めていく極限の心境がリアルに描かれていました。

体力的にも精神的にも極限状態の中、なぜ人間は暗闇を恐れるのか、人間にとって犬とは何なのか、太陽とは何なのか、といった問いに対する気づきについて書かれた本でした。

 

世界中の様々な景色を4Kで簡単に見ることができる世の中ですが、冷たく暗い世界の風景を文字を通して覗いてみるのは如何でしょうか?

筆者 山口

 

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さすがMLB!さすが大谷翔平さん!

あけましておめでとうございます。

今年は年初から石川能登半島を震源とするマグニチュード⒎6の地震が発生して各地に甚大な被害が出ました。
地震から1週間経過しても尚、度重なる余震と悪天候に阻まれ安否不明者が300名以上、
被災地への支援物資不足など復興への厳しさを感じるニュースばかりで心が痛みます。

そんな中、先日ドジャースへの移籍を表明したばかりの大谷翔平さんが被災地支援のため、
球団と共同で100万ドル以上(約1億4500万円)を寄付しました。

何というスケール!
そして何というスピード!!

大谷翔平さん個人の寄付も勿論素晴らしいのですが
昔から日本と親交の深いドジャースと共同で発表したところも素敵です。
インスタグラムに投稿という形で一気に情報が拡散されて
「自分も何か行動しなくちゃ」という声が多くあがっています。

きっと、被災地支援の大きな力に繋がると感じました。

また、昨年11月には日本全国の小学校などに、1校につき3個ずつのジュニア用グラブを約6万個も寄贈したという話も、
年末に早くも寄贈された小学校から喜びの声があがっていますね。

大リーグ機構は、野球での活躍に加えて社会貢献に尽力した選手に「ロベルト・クレメンテ賞」が贈られるそうです。
メジャーで「もう一つのMVP」とたたえられているこの賞も、受賞する日が近いかもしれませんね。

筆者:平山

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