久留米市×Google×ジョン万次郎
先日Webを活用したマーケティングについて勉強する機会ありました。
その中で
・久留米市はGoogle for Educationパートナー自治体であり、幼少期よりGoogleに慣れ親しんだ世代がいち早く増えていくエリアである。
・今後久留米市においては事業/集客をする際に、Googleでの検索結果が大きく左右するエリアになっていく。
という話がありました。
今現在、久留米市の学校教育の中でどのようにICT技術が活用されているのか気になりましたので、勉強会の後ついでに少し調べてみました。
調べたところ、私の想像の何倍も先を行く教育現場になっているようでした。
事前の私の予想としては、教材や配布されるプリントがデジタル化されることでランドセルが軽くなっていたり、先生の負担も軽減されていたりするのかな?と、教材が一部デジタル化されているようなイメージを持っておりました。
しかし、調べてみたところ単なるデジタル化だけではありませんでした。
教材のデジタル化は当然として、クラウド上で課題の提出を行ったり、課題をシェアしたり、弱点を効率的に復習したりとかなり活用されているようです。
教育の中でカレンダー/チャット/グループなどを活用する方法への驚きや発見も有り、そもそもそれを生徒が使っているということが一番の驚きでした。
同時に、私が小学生の頃、教室の一室がパソコン室として生まれ変わったことを思い出しました。
電源の入れ方、左のボタンを1回押す事を「クリック」と呼びますといった、簡単な使い方の授業を受けた記憶があります。当時、これで何ができるのか、何の役に立つのか、意味も分からず退屈だなと感じながら授業を受けておりました。
私が小学生当時のまま現代にタイムスリップしてしまったら、あっという間に取り残されてしまうでしょう。
このブログを書きながら、友人から自分自身を歴史上の人物に例え診断してくれるサイトを紹介されました。
https://kikou.smrj.go.jp/shindan/
診断の結果、私は「ジョン万次郎」でした。
正直なところ、「日本初アメリカに渡った日本人」以外の知識を持ち合わせていなかったので、診断結果をちゃんと理解すべく、ジョン万次郎について調べてみました。
【ジョン万次郎の経歴を簡単にご紹介】
・高知県にて漁民の子として生まれる。
・14歳の頃に漁の途中で漂流してしまいハワイに漂着。
・ハワイからアメリカ本土に渡り、アメリカの教育を受け11年後日本に帰国。
・帰国後はその特異な経験を活かしペリー来航時などに活躍。
アメリカとの懸け橋として活躍された歴史上の人物です。
ですが、第一線で活躍された期間は長くなかったようです。
そもそも武士階級ではなく漁民として生まれた方です。
読み書きといった基礎的な教育を受けないままアメリカに辿り着き英語を習得したことから、口語の通訳として「聞く・話す」という分野で活躍されていたそうです。
その後西洋の文章化された体系的知識を日本に移入することが求められるようになると活躍する機会が減ってしまったとのことでした。
診断結果を横目にジョン万次郎の経歴を見ながら思いました。
まさにICT教育を受けていない自分だ、当たった、と。
諸外国と比較すると日本のICT教育の遅れが目立ち、近年世界をリードするような企業が日本から生まれていないという事実があります。
教育だけの問題では無いと思いますが、今後日本中にどんどん武士階級として教育を受けた日本人が増え、近い将来FAANGやBATHのような世界をリードするような企業が日本からも生まれるといいなと思いました。
また、私自身も小学生に戻ったつもりで一度ICTの基礎的な勉強をしてみようと考えております。
筆者:山口
株式会社アスカジャパン
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