七五三
こんにちは。
11月になっても日中は驚くほど暖かい日が続きますね。
今日は11月行事の一つ
「七五三」についてのお話し。
🦋「七五三」とは?
七五三は、3歳の男女・5歳の男の子・7歳の女の子が行う人生の通過儀礼です。
それまでの無事の成長を祝い、これからも健やかに成長するよう祈願する行事で、
11月15日に晴れ着を着て神社に参拝する習わしがあります。
昔は「七つ前は神のうち」といわれ、
7歳までは神様に守られているので何をしてもバチが当たらないが、魂が定まっていないため
いつ死んでもおかしくないとされました。
そこで、3歳・5歳・7歳という節目の年齢を迎えると、晴れ着を着せて神様に成長を感謝し、
これからも健やかに育つよう祈願したのが七五三の由来です。
🦋3歳の七五三:「髪置き」の由来と習わし
3歳になると、それまで剃っていた髪を伸ばし始める「髪置き」の儀式が行われました。
乳児から幼児になる儀式で、白い真綿や生糸を頭にのせて、白髪になるまで長生きするよう願う習わしがあります。
🦋5歳男の子の七五三:「袴着」の由来と習わし
5歳になると、初めて袴を着ける「袴着」の儀式が行われました。
幼児から童子への成長を祝う儀式で、碁盤にのって着付けをしたり、四方を拝んだり、
碁盤から飛び降りたりする習わしがあります。
🦋7歳女の子の七五三:「帯解き」の由来と習わし
7歳になると、本式の帯をつけ始める「帯解き」の儀式を行っていました。
帯には、それまで不安定だった魂をしっかりとどめるという意味もあり、帯を締めて一人前とみなされました。
こうしてみると、昔ながらのしきたりにはきちんとした意味があり、
筋が通っていることがわかります。
親御さんやおじいちゃまおばあちゃまにとっては
お子さまお孫さんの成長を心から願う気持ちは昔も今も変わりません。
うちの孫ちゃんも、先日無事に七五三の神社参拝をいたしました💗
小さめに産まれたけれど元気に育ってくれて感無量です✨
筆者 平山
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